繁桝について
酒造りに魅せられた職人が、
情熱と技を尽くして銘酒を醸し出す。
江戸時代享保二年(1717年)に創業し、三〇〇年の歴史を刻む蔵元『繁桝』。
一枚一枚に、永き歳月が積み重ねられてきた瓦屋根。造り酒屋としての歴史を物語る仕込み蔵。
その中でお酒と真摯に向き合い、ひとつひとつを丹精込めて仕上げたからこそ味わいに自信をもってお届けしております。
蔵元繁桝の歴史は、初代高橋六郎右衛門が米どころ八女で造り酒屋を開業するところから始まります。
その後、九代目竹吉による基礎固めや十代目繁太郎の会社組織への改組など様々な変遷を経て、今日の十九代目に至ります。
地元八女の方をはじめ、たくさんの方々に愛され続けてきました。
これからも継承の技を守りさらに研鑽し、皆様から高い評価を得る酒造りのため日々努力を続けております。
「繁桝」がこだわる3つのポイント
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POINT01 米にこだわる
福岡県産(山田錦・雄町・吟のさと・夢一献)を使用
酒造りに適した米は「酒造好適米」と呼ばれ、食用米に比べて粒が大きく、米の中心部にある心白という部分が大きく、タンパク質や灰分含有量 が少ない事が挙げられます。 心白部は、麹菌の菌糸が中に伸びやすく、強い酵素力のある麹が出来、酒母、醪での糖化も良いのです。
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POINT02 水にこだわる
カリウム、リン酸、マグネシウムを適度に含んだ矢部川の伏流水
全体の約80%が水分である日本酒の醸造において、水質が大変重要。酒造用水として有効な成分のカリウム、リン酸、マグネシウムなどは、麹菌と酵母の増殖を助ける重要な成分です。
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POINT03 麹造りにこだわる
木製の「麹室」で突き詰めた満点の麹が味に深みを出す
最も重要な工程の一つである「麹造り」では、手づくりで蔵人が手間と時間をかけて製造。あえて、手間のかかる昔ながらの木製の麹室によって良質な麹菌を育てています。
繁桝の特徴である味の深みの素はここに繋がっています。
会社概要 COMPANY PROFILE
会社名 | 株式会社 高橋商店 |
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所在地 |
福岡県八女市本町2-22-1 TEL: 0943-23-5101 FAX: 0943-22-2344 |
創業 | 享保二年(1717年) |
会社設立 | 大正15年4月 |
資本金 | 2,400万円 |
営業内容 | 清酒製造業・全酒類卸売業 |
従業員数 | 30名 |
主要取引銀行 |
福岡銀行 八女支店 三井住友銀行 久留米支店 みずほ銀行 久留米支店 |